京都市右京区の整体は「やわら整骨院」つらい痛みを根本改善

妊娠中の身体の変化

4329215_s妊娠中に肩こりや腰痛などお悩みをもたれている方も多いのではないのでしょうか?
痛みが辛い時は、軽くマッサージなど受けてみるのも改善策ですが、妊娠中に整体を受けても問題などないのでしょうか?

まずは、妊娠する事でどのようにホルモンが変化するかを説明していきますね。

妊娠から産後のホルモンバランスの変化

 

エストロゲン(卵胞ホルモン)

女性ホルモンを代表するエストロゲンですが、子宮の発育や子宮内膜の増殖に
乳腺の発達などを促進するホルモンで美容面などでも、特に注目されているホルモンになります。

妊娠中の作用としては、胎児の成長に合わせて子宮を大きくしたりもします。

40代頃から、減少する事で更年期障害を引き起こす原因とも言われています。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

プロゲステロンは、妊娠8〜9ヶ月頃に分泌のピークを迎えます。
その後、出産まで緩やかに減少していきます。出産すると分泌は急速に現象します。

作用として、排卵後に妊娠しやすいように子宮内の環境整備を行い、
子宮内膜を柔らかくし、体温を上げる事をします。

妊娠すると、分泌は増加し、流産を防ぐ働きもあります。
このように、プロゲステロンは、妊娠初期に重要な役割を行っています。

 リラキシン

生理前、妊娠3ヶ月〜産後数日に分泌されるホルモンです。
作用としては、骨盤・恥骨結合部を柔らかくし、産道を広げ、出産を助けます。

また、骨盤だけに限らず身体中の関節を緩めるとも言われています。
全身の関節・筋肉・腱が緩むため、普段より身体に負担がかかり重たくなるお腹の影響で

骨盤の歪みが生じてきます。

陣痛が始まると、大量のリラキシンが分泌され、
全身の靭帯が緩み赤ちゃんが産道を通りやすくなります。

オキシトシン

母乳の促進、陣痛の促進に関係してきてきます。
乳児の鳴き声や乳児を見ることにより聴覚・視覚の刺激によって母乳の促進をします。

プロラクチン

乳汁分泌の開始と維持に働きます。産後数週間は、赤ちゃんが乳頭を刺激してプロラクチン
の分泌が増え、母乳の生産量も増えます。

他にもストレス耐性の効果やホルモンの修復作用があるとも言われているので、
美容効果も関係してくると言われています。

産後の症状

体重・体型

妊娠期間中に7〜10キロに増えた体重は、出産直後から赤ちゃん、胎盤、羊水などの
関係で確実に減っていきます。

母乳育児だと、体重は減りやすくなり、ミルク育児が多いと体重は戻りにくくなってしまいます。
それだけ、母乳をあげるのに力を必要だとも言えます。

ここで、補足ですが母乳が良いとか、ミルクが悪いわけではなく、
赤ちゃんにとっての母乳の免疫は、「初乳」に多く含まれているらしく

産院では、何度も吸わせているので大切な免疫は、ちゃんと届いていると思いますよ。

体型をすぐに戻したい気持ちもわかります。それで、産後直後にきついガードルや
激しい運動をする方もおられますが、逆に骨盤にとっては良くない事になるので、

産後直後から、無理をしないほうがいいでしょう。

腰痛

妊娠から出産にかけて、通常の生活と異なる負荷が身体に掛かることにより
起こるといわわれています。

✅ 体重増加に伴い姿勢が変化→筋肉・靭帯・関節などに負担

✅ ホルモンによる影響で骨盤周囲の靭帯が緩み、筋肉・靭帯・関節に負担

✅ 妊娠による運動不足

うちに来てくれている、産後の方で腰痛の他に「股関節」「膝」「首痛」
のかたも多く見られます。

それだけ、「骨盤」というのは人の土台だということだとも言えます。

他にもでやすい、症状としては、

✅ 腱鞘炎

✅ 便秘

✅ 不眠症

✅ 産後うつ

などなど、症状としては、個人差として出る場合もありますし、でない場合もあります。

産後の経過と整体

24413051_sここまで、ざっくりと妊娠から産後までどのように、母体に変化が出るかと
説明していきました。では、産後の経過に関して整体を受けるタイミングは?

の話になりますが、一般的な整体(押す、揉む、急激な動き等)を受けるのは、
産後2ヶ月頃がいいと言われています。

理由は、産後すぐではまだ、骨盤底筋や靭帯が、内臓の重みに耐えれる程に回復していません。
そのため、骨盤底に負担がかかるようなことは避けたほうがいいと言われています。

ですので、産後すぐでは先程書いたように、無理な施術や運動は、
しないで強い刺激になる事は避けたほうが無難です。

ただし、当院ではそれに該当してこないので歩ける方であれば
どんな状態でも、施術は受けられます。

強い力等で、(押す、揉む、急激な動き等)をしないので、
産後すぐからでも、受けていただけます。

最後に、妊娠は病気ではないですが、平常時でもありません。
新しい命を生み出す母親にも、負担がかかるのは事実です。

出産という人生でも一大事のイベントを乗り越えて、できるだけ、今後の
育児を楽しんでもらえるように、産後は適切な環境と施術をして
もらえたらと思います!

 整体で

 

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