京都市右京区の整体は「やわら整骨院」つらい痛みを根本改善

整骨院で、扱う骨折・捻挫・脱臼とは?

24969290_s整骨院で、よく骨折・捻挫・脱臼と書いていると思います。
それが、一体なんのことなのか?を説明していきますね。

整骨院では、「柔道整復術」という運動器に加わる急性、亜急性によって発生する
損傷による施術のことを言います。

運動器とは、骨・関節・筋肉・腱・靭帯などの組織のことを言います。
さらに、柔道整復の業務範囲は、骨折、脱臼、捻挫、挫傷、打撲

または、筋腱など軟部組織の
損傷とされています。

人体に加えられている力

 

人は、地球上で生活を営む時、必然的に重力が加わっています。
日常生活で、運動器に対して、その力に逆らって活動する、仕事やスポーツで

さらに、負荷が掛かることになるので、身体のいずれも体重などに耐えなければいけない。
重力も含めての、身体に掛かる荷重を「静力学的荷重」と呼び

これに耐えうる身体の力のことを「静力学的能動力」と言います。
通常は、「静力学的荷重」と「静力学的能動力」は平衡を保っていますが

この平衡が崩れた状態を「荷重不均衡状態」と言い、病的状態に陥るものを
「静力学的機能不全」と言います。

「静力学的機能不全」は、身体のどの部分にも起こりうるが、荷重のかかりやすい
脊柱や下肢などに起こりやすいです。

 

骨折の概説

 

骨折は、「骨の組織の連続性が完全、あるいは不完全に離断された状態」と定義されています。

厳密にいうと、骨折では外傷性骨折と病的骨折に分けられていますが、
整骨院で扱う主な種類は外傷性骨折になります。

右の図は、鎖骨骨幹部骨折になります。
鎖骨の中央付近で骨の連続性が断たれているものです。

鎖骨骨折は、転倒や転落、交通外傷、激しいスポーツで肩や腕を強打した際に
起こる事があります。この際血管や神経を傷つけている可能性もあるので
手や指が動くかを確認する必要があります。

骨折に加わる力の方向や、原因により様々でその処置としては
柔道整復師としては、徒手による判断になるので、24809269_s

 P:保護(Protect)
 R:安静(Rest)
 I:冷却(Ice)
 C:圧迫(Compression)
 E:挙上(Elevation)
   S: 安定/固定(Stabilization/Support)

の処置を行った後に医療機関に紹介します。
レントゲンが確定診断になりますので、

整形外科に受診することをお勧めします。
理由は、整骨院や整体院ではレントゲンがないので、確定ができないからです。

骨折と、同時に皮膚が破れて骨折部が突出してしまうものを「開放骨折」と呼び、
緊急オペになります。

骨折は、何もスポーツしているときだけが多いのではなく、
日常生活でも、もちろん起こりえます。

高齢者の場合は、家の中でも危険がありますので、
予防は、日常生活での安全性を追求することが最大の予防と言えるでしょう。

 

捻挫の概説

 

捻挫とは、関節を支えている靭帯や関節包と言われる軟部組織や軟骨を損傷する事です。
怪我をした、関節の腫れや痛みがあり、内出血を伴います。23020512

通常の捻挫では、おおよそ1〜2ヶ月で痛みが取れてきて支障がなくなって行く事が多いので、つい、無理をしてしまいがちですが、

二次的な傷が進行してしまうこともあります。
無理をしてしまうと、その後痛みが取れない、他の部位が痛くなる。

そういった事にも繋がり兼ねません。
そう、ならない為にも受傷時の処置が大切になっていきます。

診断には、受傷時の状況を聞き取り詳細を知ることが大事になります。
捻挫した時の外力がどの角度で、どの方向に動いたのかを

適切に知ることで、正確な診断に繋がります。

 

 脱臼の概説

 

脱臼とは、「関節を構成している関節端が解剖学的状態から完全または、不完全に転移して、
関節面の生理的相対関係が失われている状態」と定義づけられています。1243432

要は、関節を構成する骨同士の位置関係がずれてしまうことを指します。

また、脱臼の程度によって骨の関節面から外れた
「完全脱臼」と関節から外れきっていない

「亜脱臼」に分類されます。

原因としては、病的なもの例えば
ポリオや脳性まひ等が発症の原因と

外傷性のものが、区別されます。
最も、発症しやすいのは肩関節と言われており、転倒した状態で手をついた時や

スポーツの最中に大きく肩を動かしたときなどに起こりやすいと言われています。

症状としては、強い痛みと腫れ、痺れが生じる。また、発生時は外れる音と感覚を感じる人が多いです。

外れた関節をなるべく早くに「整復」をすることが大切で、手で引っ張って行うものと
手術によって行う方法がある。整復後は患部を安静にして固定し、回復が見られたら

リハビリテーションで周辺の筋肉の強化をし、脱臼を繰り返す場合や、骨折を合併している
状態では、手術的治療を追加で行うこともあります。

まとめ

 

どちらにせよ、自分で判断せず、近隣の整骨院もしくは医療関係に
相談することを、オススメします。

少しでも参考になれば、幸いです。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございます!

 

 

京都市右京区の整体は「やわら整骨院」 PAGETOP